Radiance（https://www.radiance-online.org/）はGreg Wardによって1990年代にLawrence Berkeley Laboratoriesで開発された、世界で最も使用されているUNIXベースの光環境シミュレーションプログラムの1つです。Backwards Raytracingをアルゴリズムの基礎として物理的な測光量を正しく計算することを第一の目的としていますが、Ver.5からはPhotonMappingも組み込まれより速く正確なシミュレーションが可能となっています。
Honeybee（https://www.ladybug.tools/）はMostapha Sadeghipour Roudsariらによって2014年にリリースされた、Rhinoceros+Grasshopper上でRadianceを用いた光環境シミュレーションを行うためのプラグインツールです。
※本ページからダウンロードできるサンプルファイルはHoneybee ver.0.0.65で構成されています。Radiance5.2をインストールすると正常に解析が行えますので、エラー等が出る場合はそれぞれのバージョンをご確認ください。
目次
レベル★☆☆：照度を計算するプログラム
対象建物内の昼光照明での照度を計算するプログラムです。
プログラム作成動画
サンプルプログラム
コンポーネント図
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コンポーネント表
- ① Masses2Zone
- ② Glazing Parameters List
- ③ Glazing based on ratio
- ④ Radiance Glass Material
- ⑤ Radiance Opaque Material
- ⑥ Set Radiance Materials
- ⑦ Generate Standard CIE Sky
- ⑧ Generate Zone Test Points
- ⑨ Grid Based Simulation
- ⑩ RADParameters
- ⑪ Run Daylight Simulation
- ⑫ Recolor Mesh
-
IDプラグイン名コンポーネント名①HoneybeeMasses2Zone機能・対象をHoneybee解析用ゾーンに変換する入力説明形式_zoneMasses解析対象Brepzonenames_解析対象の名称テキストzoneprograms_テキストisConditionedブーリアンmaxRoofAngle数値_createHBZones起動スイッチブーリアン画像
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出力説明形式readMe!動作確認テキストHBZones解析対象専用IDプラグイン名コンポーネント名②HoneybeeGlazing Parameters List機能・開口部の比率を設定する入力説明形式_northGlzParam_北側開口率数値_westGlzParam_西側開口率数値_southGlzParam_南側開口率数値_eastGlzParam_東側開口率数値画像
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出力説明形式glzParamList開口率リスト専用IDプラグイン名コンポーネント名③HoneybeeGlazing based on ratio機能・解析対象に開口部設定を反映する入力説明形式_HBObjests解析対象Brep_glzratio開口率専用breakUpWindow窓分割有無ブーリアンbreakUpDist_窓分割距離数値windowHeight_窓高さ数値sillHeight_窓下部高さ数値splitGlzVertDist_垂直方向窓分割距離数値EPConstructions_RADMaterials__runIt起動スイッチブーリアン画像
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出力説明形式readMe!動作確認テキストHBObjWGLZ解析対象専用IDプラグイン名コンポーネント名④HoneybeeRadiance Glass Material機能・ガラス素材を設定する入力説明形式_materialName素材名称テキスト_RTransmittance赤透過率数値_GTransmittance緑透過率数値_BTransmittance青透過率数値refractiveIndex反射率数値画像
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出力説明形式avrgTrans平均透過率数値RADMaterial素材設定専用IDプラグイン名コンポーネント名⑤HoneybeeRadiance Opaque Material機能・不透過素材を設定する入力説明形式_materialName素材名称テキスト_RReflectance赤反射率数値_Greflectance緑反射率数値_Breflectance青反射率数値_roughness_粗さ数値_specularity_鏡面率数値画像
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出力説明形式avrgRef平均反射率数値RADMaterial素材設定専用IDプラグイン名コンポーネント名⑥HoneybeeSet Radiance Materials機能・解析対象に素材設定を反映する入力説明形式_HBObject解析対象専用wallRADMaterial_壁素材設定専用windowRADMaterial_窓素材設定専用roofRADMaterial_屋根素材設定専用floorRADMaterial_床素材設定専用ceilingRADMaterial_天井素材設定専用skylightRADMaterial_天窓素材設定専用画像
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出力説明形式modifiedHBObject解析対象専用IDプラグイン名コンポーネント名⑦HoneybeeGenerate Standard CIE Sky機能・天空モデルを設定する入力説明形式north_北の方向（Y軸が0）: 0-360数値_weatherFileepwファイルファイルパス_month月の指定数値_day日の指定数値_hour時間の指定数値_skyType気象タイプ数値画像
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出力説明形式skyFilePath天空モデルファイルパスIDプラグイン名コンポーネント名⑧HoneybeeGenerate Zone Test Points機能・解析面の詳細を設定する入力説明形式_HBZone解析対象専用_gridSize解析グリッドサイズ数値_distBasesrf対象面から解析点まの距離数値moveTestMsh_解析メッシュ固定ブーリアン画像
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出力説明形式readMe!動作確認テキストtestPoints解析点点ptsVectors解析点別の法線ベクトルベクトルfacesArea解析点別の面積数値mesh対象メッシュメッシュIDプラグイン名コンポーネント名⑨HoneybeeGrid Based Simulation機能・グリッドベース解析の詳細を設定する入力説明形式_skyFile天空モデルファイルパス_testPoints解析点点ptsVectors_解析点別の法線ベクトルベクトルtestMesh_対象メッシュメッシュ_simulationType_解析タイプ整数_radParameters_光詳細設定専用画像
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出力説明形式analysisRecipe解析設定専用IDプラグイン名コンポーネント名⑩HoneybeeRADParameters機能・光の詳細を設定する入力説明形式_quality質整数_ab_反射回数数値_ad_分割数数値_as_スーパーサンプルの数数値_ar_解像度数値_aa_精度数値additionalP_その他テキスト画像
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出力説明形式readMe!動作確認テキストradParameters光詳細設定専用IDプラグイン名コンポーネント名⑪HoneybeeRun Daylight Simulation機能・照度等を解析する入力説明形式_HBObjects解析対象専用_analysisRecipe解析設定専用_writeRadファイル書き込みブーリアンrunRad_解析開始スイッチブーリアン_numOfCPUs_CPU使用数整数workingDir_作業フォルダテキスト_radFileName_作成ファイル名テキストmeshSettings_exportAirWalls_additionalRadFiles_overwriteResult解析結果上書きブーリアン画像
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出力説明形式readMe!動作確認テキストanalysisType解析タイプテキストresultsUnit単位テキストresults解析結果数値testPts解析点点resultFilesradGeoFilestudyFolderdone終了確認ブーリアンIDプラグイン名コンポーネント名⑫LadybugRecolor Mesh機能・解析結果に基づいたカラーメッシュを生成する入力説明形式_analysisResult解析結果数値_inputMesh対象メッシュメッシュheightDomain3Dメッシュ高さドメインlowBoundColor下限値色色highBoundColor上限値色色legendPar_凡例設定専用analysisTitle解析種類テキストlegendTitle凡例単位テキストbaakeItベイクブーリアンlayerNameベイクレイヤー名テキスト画像
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出力説明形式readMe!動作確認テキストnewMesh結果メッシュメッシュnewLegend凡例メッシュメッシュlegendBasePt凡例表示位置点meshColorsメッシュ色色legendColors凡例色色
レベル★☆☆：輝度を計算するプログラム
対象建物内の昼光照明での輝度を計算するプログラムです。
プログラム作成動画
サンプルプログラム
コンポーネント図
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コンポーネント表
- ① createHBSrfs
- ② North
- ③ Comfort mannequin
- ④ DOY_HOY
- ⑤ Image Based Simulation
- ⑥ Glare Analysis
- ⑦ FalseColor
- ⑧ Convert HDR to GIF
- ⑨ ImageViewer
-
IDプラグイン名コンポーネント名①HoneybeecreateHBSrfs機能・Honeybee解析用のサーフェスを設定する入力説明形式_geometry解析対象BrepsrfName_対象面の名称テキストsrfType_対象面のタイプテキストEPBC_テキスト_EPConstruction_テキスト_RADMaterial_画像
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出力説明形式readMe!動作確認テキストHBSurface解析対象面設定専用IDプラグイン名コンポーネント名②LadybugNorth機能・Rhinoビューに北向きのコンパスを生成する入力説明形式_north_北の方向（Y軸が0）: 0-360数値_centerPt_表示位置点_scale_表示倍率数値画像
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出力説明形式northSign方角表示サーフェス、曲線IDプラグイン名コンポーネント名③LadybugComfort mannequin機能・環境解析用のマネキンを生成する入力説明形式_ambientTemperature数値targetTemperature_数値comfortRange_数値bodyPosture_ポーズ整数rotationAngle_身体の向き数値bodyLocation_マネキン表示位置点legendPar_凡例設定専用bakeIt_ベイクブーリアン画像
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出力説明形式mannequinMeshマネキンメッシュメッシュlegend凡例メッシュlegendBasePt凡例基準点点IDプラグイン名コンポーネント名④LadybugDOY_HOY機能・日時のフォーマットを変換する入力説明形式_days_日付整数_months_月整数_hours_時間数値画像
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出力説明形式HOY1月1日から時間数整数DOY1月1日からの日数整数date日時テキストIDプラグイン名コンポーネント名⑤HoneybeeImage Based Simulation機能・画像ベース解析の詳細を設定する入力説明形式_skyFile天空モデルファイルパス_rhinoViewName_テキスト_cameraType_カメラレンズのタイプ整数sectionPlane_クリッピング平面の設定平面_simulationType_解析タイプ整数_imagwWidth_数値_imageHeight_数値_radParameters_光詳細設定専用backupImages_画像
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出力説明形式analysisRecipe解析設定専用IDプラグイン名コンポーネント名⑥HoneybeeGlare Analysis機能・グレアを評価する入力説明形式_HDRImagePath解析結果のHDRイメージファイルファイルパスtaskPositionUV_点taskPositionAngle_数値_runIt起動スイッチブーリアン画像
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出力説明形式readMe!動作確認テキストglareCheckImageグレア評価のイメージファイルファイルパスDGPグレア評価数値DGI数値glareComfortRangeimageWithTaskAreaIDプラグイン名コンポーネント名⑦HoneybeeFalseColor機能・解析結果をグラデーションに変換する入力説明形式_HDRFilePath解析結果のHDRファイルファイルパスlegendUnit_テキストconversionF_数値legendMax_数値contourLines_ブーリアンcontourBands_ブーリアンnumOfSegments_数値legendPosition_整数printExtrema_ブーリアンmaskThreshold_数値useAlterColors_ブーリアン_render起動スイッチブーリアン画像
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出力説明形式outputFilePath変換済みファイルファイルパスIDプラグイン名コンポーネント名⑧HoneybeeConvert HDR to GIF機能・HDRファイルをGIFファイルに変換する入力説明形式_HDRFilePath解析結果のHDRファイルファイルパスadjustexposure_人間的視覚表示スイッチブーリアン画像
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出力説明形式GIFFilePathGIFファイルファイルパスIDプラグイン名コンポーネント名⑨LadybugImageViewer機能・解析結果の画像を表示する入力説明形式imagePath_画像ファイルファイルパスcoordinates_入力した点の色の座標を抽出点_scale_表示倍率数値画像
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出力説明形式imagePath調整後画像ファイルファイルパスcolors抽出した色座標の情報を出力テキストGIFGIFファイルとして出力ファイルパス
レベル★★☆：年間照度を計算するプログラム
対象建物内の昼光照明での年間照度を計算するプログラムです。【年間評価指標】
DA（Daylight Autonomy）: 年間を通して有人時間内で設計照度以上となる時間の割合
sDA（Spatial Daylight Autonomy）: 解析面の内、DAが50%以上となる面積の割合
サンプルプログラム
コンポーネント図
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